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第106号(2008年8月7日配信)
■【保険道場】第106号(2008年8月7日配信)
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── 世の中で一番真剣な保険マガジン ──
【 保 険 道 場 】 金融・保険メールマガジン 2008-08-07
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■ 目次
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01:【夏の特大号】家計を節約したい人必見!!保険見直しの具体例。
保険を見直すだけで、なんと年間10万円も節約!?
02:(編集後記)
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╋■┛01:【夏の特大号】家計を節約したい人必見!!保険見直しの具体例。
■┛ 保険を見直すだけで、なんと年間10万円も節約!?
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ここのところ、月が替わるたびにガソリンや食料品など
生活必需品の価格上昇が話題になります。
みなさんそれぞれに、できるだけ公共の交通機関を利用するようにしたり、
外食を控えたり、週末のレジャーはお金のかからない公共施設を活用したり…
と、生活防衛のために節約に取り組んでいらっしゃることでしょう。
しかしながら、今後もしばらくはこの物価上昇の流れに止まる気配はなく…
「これ以上一体どうすればいいの?」
と真剣にお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、生命保険徹底見直しの具体的なポイントとその効果について、
アサガオさんご一家の例をご紹介したいと思います。
【アサガオさんご一家のプロフィール】
家族構成:アサガオさん(36歳・パート)年収96万円
夫 (37歳・会社員)年収460万円
長女 (小6)
長男 (小4)
・家計の状況:(別表1)
・生命保険の加入状況:(別表2)
・住居:持ち家(住宅ローン返済中)
別表1をご覧下さい。
アサガオさんご一家の生命保険の加入状況を一覧表にまとめたものですが、
このような契約内容になった経緯について質問したところ
「全体的に勧められるまま加入したもので、
細かな内容は正直なところよく分かりません。担当者が熱心で、
保険料も何とか払える範囲内だったので契約しました」
とのことでした。
まずは、主な問題点について指摘してみたいと思います。
1.保険加入の目的があいまい
子どもの学資保険(B.D)を除いては、全体的に「万一の保障」
というお答え。
しかしながら、「万一」の具体的なイメージについては、
「死亡や入院・手術など…」というザックリとした回答に止まっています。
また、「夫婦の保険(A)は貯蓄にもなるし…」という重大な事実誤認
(貯蓄型と呼んでいいのは、主契約である積立終身保険(a)部分の
保険料1,000円のみ。ご夫婦の保障を合わせたあと21,600円は
明らかに掛け捨てです)も含まれていました。
2.保障額算出の根拠があいまい
死亡・入院などの場合に、何のためにどれ位のお金が必要となり、
どれ位が公的保障でまかなわれ、
どれ位を貯蓄など他の手段で補てんすることができ、
その結果どれ位の資金が不足するのかを試算することなく、
「払える範囲の保険料だから」「一般的な保障額だと言われたから」
などという基準で加入されています。
このため、夫の保障は過大に、妻の保障は過少になっています。
3.どのような場合に請求できる保障か理解できない特約が数多くついている
前回のコラムでもご紹介した通り、国内全生保で過去5年間に
請求漏れとなった保険金や給付金は、45万件・705億円にも上ります。
どんなときに請求できるのかわからない保障は結局請求することが
ない訳で、それでも何とかなるのであれば、
それはつまり「かけておく必要のない保険」だとは言えないでしょうか。
4.保障のダブリが多く見受けられる
長女・長男の保険について、学資保険の入院特約(p.s)と、
こども共済(C.E)の入院保障が完全にダブっています。
その結果、入院時には、医療費に加えて日常生活費のアップ分や
欠勤による収入減の保障までを考えなければならない母(アサガオさん)
よりも、医療費の保障だけ考えればよいお子さんの保障の方が
大いというネジレ現象が起こっています。
5.1社の勧めで他社商品と比較することなく契約している
全く同じ内容の保障でも、会社によって保険料は異なります。
保険料が3割ほども違うことも稀ではありませんので、検討の際には、
必ず複数の会社から見積もりを取って比較するべきです。
・・・といったところでしょうか。
あと、問題点という訳ではありませんが、
加入されている保険の契約日が、全て平成19年4月1日以前となっています。
生命保険会社が保険料の算定基礎としている「標準生命表」が
改定されたことを受けて、平成19年4月2日以降、ほとんどの会社
(一部それ以前に改定した会社もあり)が保険料率の改定を行いました。
これは、日本人の平均寿命が伸びたことによるもので、
貯蓄型保険の保険料はおおむね引き上げとなったものの、
保障型保険の保険料はおおむね引き下げとなっています。
料率改定以降、見直しを行っていないアサガオさんご一家は、
保険料軽減のチャンスを1年以上見送っていたことになります。
(以上の6つの点に1つでも思い当たる節がある方は、保険見直しのチャンス!)
ではどのように見直しをしていきましょうか。
ご提案できるプランは一つではありませんが、できるだけシンプルな形で、
かつ必要な保障は十分に確保することを念頭に、
アサガオさんご一家の見直しプランを設計してみました。
別表4をご覧下さい。
結論としては、月々8,987円、年間で107,844円の保険料削減に成功!
(ビックリしました? でも…これって意外によくあることなんですよ)
1、保険加入の目的を明確にし、
ご夫婦の保険の加入目的は「万一の保障」ですが、ここで言う万一とは
・夫や妻が死亡した場合の葬儀費用等
・夫や妻が死亡した場合の遺族の生活資金
・夫や妻が死亡した場合の子どもの教育資金
・家族が入院した場合の医療費など
・夫婦が入院した場合の生活保障 です。
目的が具体的になれば、そのために必要な資金がいくら位なのか
具体的なイメージが可能になります。
2.根拠をもって保障額を算出
ここで、別表3をご覧下さい。
ご夫婦の必要死亡保障額を算出するために、夫・妻それぞれに万一の場合、
家計収支がどのように変化するか現状を基準に表を作ってみました。
青字が現況(別表1)と異なる部分です。
≪夫万一ケース≫
・夫の給与収入はなくなり、公的遺族年金が支給される(値は概算)
・夫の収入がなくなったことで税金や社会保険料もなくなるが、代わりに
妻自身が国民年金保険料や国民健康保険料を負担することになる
・団体信用生命保険により住宅ローンが完済される(以降の返済は不要)
・1人分の生活費が軽減される(食費・水道光熱費・通信費を2割減で計算)
・夫の生命保険料、夫が契約者となる学資保険の保険料が不要となる
・夫のこづかいが不要となる
≪妻万一ケース≫
・妻の給与収入がなくなる(この場合、公的年金は支給されない)
・配偶者控除がなくなり寡夫控除が適用されることにより、
住民税の負担額が変わる(所得税は実額に影響なし)
・1人分の生活費が軽減される(食費・水道光熱費・通信費を2割減で計算)
・妻の生命保険料不要となる
・妻のこづかいが不要となる
意外に思われた方も多いと思いますが、公的年金や団体信用生命保険が
あることによって、夫に万一の場合より、妻に万一の場合の方が、
遺族の生活資金の不足額が大きくなることが分かりました。
3.目的に沿った保障のみに加入する
・夫や妻が死亡した場合の葬儀費用等
一時金で受け取れる保障を、一人あたり300万円程度を用意するのが目安。
年齢を問わず必要な資金ですから、一般的に“終身保険”で
用意する方も多いですが、子どもの独立まではとにかく
保険料を抑えたいというご要望により、
ここでは、将来の見直しを前提に定期保険で準備しました。
・夫や妻が死亡した場合の子どもの教育資金
別表5をご覧下さい。
ご希望の進路によって期間や金額に幅が出てきますが、
このあたりについては実際に子どもが成長しないと
見えてこない部分でもあります。
長女のために10年後まで、長男のために12年後まで、1人当たり
500〜1,000万円程度準備しておくのが1つの目安であると考えられます。
ここでは、夫を契約者とする学資保険に加入していることを考慮し、
この分も合わせて長女・長男ともに各700万円の保障(夫婦とも)が
用意できるように保険金額を設定しました。
・夫や妻が死亡した場合の遺族の生活資金
遺族の生活資金に対する必要保障額は、若くして亡くなるほど高額で、
年齢を重ねるごとに徐々に軽減されます。
一般的には、子どもの独立や配偶者の年金受け取り開始時期までを
1つの目安に、割安な保険料で必要な時に必要な額を確保できる
“収入保障保険”で準備するのが合理的だと考えられますが、
今回は、夫の保障に不足額が見られなかったので付けていません。
逆に、妻の死亡時に住宅ローンを完済できる位の資金を確保しておきたい
ということで、収入保障保険を活用することにしました。
・家族が入院した場合の医療費や、夫婦が入院した場合の生活保障
健康保険の『高額療養費』や『傷病手当金(夫のみ)』があることから、
医療費として一人あたり日額5,000円程度、夫婦の収入保障として
一人あたり日額3〜5,000円を目安としました。
4.ダブっている保障は解約
長女・長男の医療保障は、こども共済を生かすことにして、
学資保険については特約(o.p.r.s)を解約し主契約(n.q)の
積立部分のみを残しました。
5.保険料は複数社と比較
目的別に設計した商品ごとに保険料を比較、それぞれの保障内容と保険料を
比較して最も費用対効果の高い商品を集めて契約する形を取りましたので、
一人で複数社の契約となりました。
このような方法は、契約手続きや管理が面倒だと思われがちですが、
1つの代理店で全ての会社の窓口となってくれる“乗合代理店”に依頼すれば
全てを一手に引き受けてくれますし、後で見直しが必要になったときには、
部分ごとに見直しすることができて非常に便利です。
いかがでしたでしょうか?
ずいぶん長くなってしまいましたが、お伝えしたかったのは
「小手先ではないしっかりとした見直しが大切!」ということ
家計が楽になり、万一の安心感も倍増するのですから、
取り組んでみる価値はかなり高いと思います。
(ファイナンシャルプランナー 佐藤名ゝ美)
(次回に続く)
以上、ご参考になりましたか?
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▲目次へ
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╋■┛ 02:編集後記
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先日、高校1年生の娘と2人で、初めて“岩盤浴”に行ってきました。
日常的にスポーツに親しんでいることや、冷房を使わない
(極度の寒がりです)生活で汗はかき慣れているのですが、“岩盤浴”で
出る汗はそうした汗とは大違い!
「赤外線&マイナスイオンの効果でサラサラのきれいな汗」で、おまけに
「シャワーで流さない方がいい天然の化粧水」なのだとか。
うつ伏せ5分、あお向け5分の計10分間ずつを3セットの入浴で
全身から大量発汗。溜まった疲れまで流れた感じですっかりリフレッシュ
することができました。
それにしてもあまりの気持ち良さに、
わずか5分の間にいちいち爆睡してしまい・・・娘と一緒じゃなかったら
一体どうなっていたことでしょう。
お疲れ気味、夏バテ気味のみなさん、ナカナカお勧めの“癒し処”ですよ。
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発行日 :毎月2回発行(増刊号あり)
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