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■【保険道場】第102号(2008年6月19日配信)

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  ──  世の中で一番真剣な保険マガジン ──

 【 保 険 道 場 】 金融・保険メールマガジン  2008-06-19

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■ 目次
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 01:(保険のアレコレ・第2回目)「大数の法則」
 02:(保険クイズ)選んでクリックするだけ。「図書券」当たるかも
 03:(保険コラム)みんなの気になる、保険相談事情。
 04:(編集後記)

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╋■┛ 01:(保険のアレコレ)「大数の法則」
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 生命保険に限らず、世にあるおおよそ全ての
 “保険”と名のつくものは、確率を根拠に作られています。

 確率とは、「何かをしたときにある現象が起こる割合」のこと。
 皆さんも算数の時間に習いましたよね。

 例えば、サイコロを振ったときに、どの目が出るかは
 神様にしか分かりません。
 しかし、これを何千回、何万回と繰り返した場合、1から6までの目が
 「6分の1」ずつほぼ均等な割合で出ることが分かっています。

 このように、数少ない経験ではランダムに起こっているようにしか
 見えなくても、数多くの経験が集まると
 一定の傾向が現れる現象を『大数の法則』といいます。
 そしてこの法則は、人間の生死についても当てはまるのです。

 例えば、日本人の40歳男性において、
 平成18年には1万人中13.8人が亡くなりました。
 (厚生労働省『簡易生命表』より)
 これを言い換えると、「死亡率0.138%」となりますが、
 過去10年を遡っても、40歳男性ではこれに非常に近い数字が出ています。
 
 ちなみに、他の年齢・性別も見てみると…

  (平成9〜18年の平均死亡率)
   ≪年齢≫ ≪男性≫ ≪女性≫
    50歳  3.80%  1.89%
    40歳  1.45%  0.77%
    30歳  0.75%  0.38%
 
 となります。
 
 女性より男性の方が、若年者より年長者の方が、
 死亡率が高いことは一目瞭然です。

 さて、冒頭で「保険は確率を根拠に成り立っています」とお話しましたが、
 それは具体的にどういうことでしょうか。
 先ほどの40歳男性(死亡率:0.138%)の場合を例に、
 保険料がどのようにして算出されているのかについて
 ご説明していきましょう。

 ここに、40歳の男性が10万人いるとします。
 この集団で、1年満期の生命保険を作る場合を想定してみましょう。
 1人当たりの死亡保障額は1,000万円とします。

 【Step1】
  まず、1年間で亡くなる人の数を求めます。
   1年間で亡くなる人の数=加入者総数×死亡率
             =10万人×0.138%
             =138人…@

 【Step2】
  次に、支払う保険金(準備すべき資金)の総額を求めます。
   保険金の総額=1人あたりの死亡保障額×1年間の死亡者数
         =1,000万円×138人(@)
         =13億8,000万円…A

 【Step3】
  最後に、加入者1人1人が負担すべき金額を割り出します。
   1人あたりの年間保険料=保険金の総額÷加入者の人数
              =13億8,000万円(B)÷10万人
              =13,800円

 よって、この保険の保険料は、1人当たり13,800円となります。

 いかがでしょうか?

 実際の保険料は、これに保険会社の事業経費やお客様から預かった
 保険料の運用成果(予定利率)などを加味して調整されていますが、
 保険料のおおもとである保険料は、このように計算されています。

 そして、もう一つ重要なことは、加入者一人ひとりについては
 「お金(保険料)を払う人」と「お金(保険料)もらう人」がいる
 (圧倒的に前者の方が多い)のに対して、制度全体で見ると、
 「入ってくるお金」と「出て行くお金」が等しくなるように
 作られているという点です。

 これを、『収支相当の原則』と言います。
 このような“相互扶助”の仕組みがあるからこそ、
 前回お話した通り、加入したその日から一定の保障を得ることができる
 「保険は四角■」が成り立つのですね。

 (ファイナンシャルプランナー 佐藤名ゝ美)

 
 (次回に続く)
 
 以上、ご参考になりましたか?
 
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╋■┛ 02:(保険クイズ)選んでクリックするだけ、図書券当たるかも!
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 Q1. 生命保険料を大数の法則に基づいて算出するという考え方を
   提唱した人は、ある 有名な天文学者です。次のうち誰でしょう。
 
   A1. ア. 地動説を提唱したことで有名なコペルニクス
      イ. 万有引力の法則で有名なニュートン
      ウ. ハレー彗星の発見で有名なハレー
 
 
 Q2. 生命保険の加入状況について、世帯主に万一の場合に支払われる
   普通死亡(災害割増を除く)保障額の平均はおよそいくらでしょう?

   A1. ア. およそ2,000万円
      イ. およそ3,000万円
      ウ. およそ4,000万円


 Q3. 生命保険の種類について説明した文章の中で、正しいものは以下の
   うちどれでしょう?

   A1. ア. 定期保険とは、満期を迎えたときに満期保険金を
        受け取ることができる貯蓄型の保険である。
      イ. 逓減定期保険とは、保険期間の経過とともに支払う保険料が
        減っていく保険である。
      ウ. 逓増定期保険とは、保険期間の経過とともに受け取る
        死亡保険金が増えていく保険である。


 正解発表はこちらから

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╋■┛ 03:(保険コラム)みんなの気になる、保険相談事情。
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 6月3日、財団法人生命保険文化センターより、
 『生命保険相談リポート(2007年度版)』が発表されました。
 
 これによると、2007年度の相談受付件数は2,788件。
 うち「生命保険に関する一般相談」が2,740件(前年度2,474件)、
 「生命保険会社の経営に関する相談」は48件(前年度78件)
 だったそうです。
 
 今回は、「生命保険に関する一般相談」について、
 相談内容の上位5項目についてピックアップしてみることにしましょう。

 【第1位】生命保険の仕組みについて教えて欲しい(553件)
  世帯加入率が82.7%(※)にも上り、私たちの生活になくてはならない
  生命保険ですが、実は、ごく基本的な仕組みさえ理解できていない人が
  大半なのではないでしょうか。
  
  そういう私も、仕事として生命保険に携わることになるまでは
  何も知らないままでした。
  
  ですから、初めてその仕組みを知ったとき、率直に
  「こんなに大切なことは、学校で教えておいてもらいたかった」
  と思ったことをよく覚えています。
  
  最近は少しずつですが“金銭教育”や“金融教育”の重要性が
  認識されてきていますが、本格的にはまだまだこれからです。
  
  私は、生命保険や公的年金、健康保険など、日々の生活に欠かせない
  重要な事柄に関する最低限の知識は、社会に出る準備として
  高校を卒業する頃までに学校教育の中で与えられるべきだと考えています。
  
  現在のような自己責任論だけを押し付けられても、
  国民が自分の生活を守るのは難しいと…。
  
  みなさんはどのように思われますか?
  
  ※財団法人生命保険文化センター
  『生命保険に関する全国実態調査(H18年)』より

 【第2位】各種手続きの仕方について教えて欲しい(412件)
  相談の具体的な内容を見たところ、保険金・給付金の受取手続きや
  契約内容変更、あるいは解約手続きなどに関する質問・相談がほとんどで、
  これらは本来、保険会社の窓口や担当の営業職員を通じて
  解決可能なはずであると思いました。
  
  にもかかわらず、第三者機関であるセンターに相談があるのは
  一体なぜなのでしょうか。
  
  「担当者が退職した」
  「窓口に解約出来ないと言われた。(←そんなことはありません)」
  
  といった声を、私も相談者から直接耳にしたことがありますが、
  ここから見えてくるのは、営業成績を最優先に考えるあまり、
  契約者サービスに対する意識が薄かった保険会社の
  体質そのものではないでしょうか。
  
  保険金不払い問題をきっかけに、各社が競って“顧客満足度”を
  アピールするようになった昨今。
  しかし、それが本当に実現できているかどうかは、
  今後この項目がどのようになっていくかにも表れてくると思います。

 【第3位】税金について教えて欲しい(253件)
  保険金・給付金・年金などを受け取るときの税金に関する質問だけで、
  およそ7割を占める結果となっています。
  
  こちらも、本来であれば顧客に最も身近な担当営業職員が
  対応できる内容だと思います。
  
  ただし、そのためには、それなりのコンサルティング能力が必要。
  
  残念ながら、そこまでの力が育たないうちに辞めていく営業担当者が
  あまりにも多いという業界の実情が表れた結果ではないでしょうか。
  
  生命保険の仕事は、全般的に高度な専門知識が要求される仕事です。
  人材の育成についても、保険会社に求めるところ大です。

 【第4位】告知義務について教えて欲しい(209件)
  告知義務違反についての相談、既往症・現症に対する契約成立の
  可能性についての相談が7割を占めています。
  
  相次いだ保険金の不払い問題の原因として、
  告知義務違反が取りざたされたことで、
  
  「きちんと告知しないとペナルティーが大きいんだ」
  ということが知られるようになり、以前と比べると告知義務に対する
  一般の方の認識が向上して来たように個人的には感じています。
  
  しかしながら、成績のために
  「そのくらい告知しなくても大丈夫ですよ(←大丈夫じゃない)」
  などと顧客に告知義務違反を勧め、契約成立を図る
  営業職員もいるような話を耳にすることもあります。
  
  営業職員に言っただけでは告知義務を果したことにはなりません。
  保険契約の際には十分お気を付け下さい。

 【第5位】商品選択のポイントについて教えて欲しい(170件)
  「加入の目的を明確にする」
  というのが、私の考える商品選択における最大のポイントです。
  
  しかしながら、それぞれの目的において具体的な商品を
  選択するためには非常に多くのチェックポイントがあり、
  一般の方がそれを全て自分でこなすのは
  至難の業だと言っても過言ではないでしょう。
  
  適切な商品選択を行うための一番の近道は、あなたの状況を理解し、
  あなたの身になって必要な選択肢を与えてくれる
  専門家を見つけることだと思います。
 
 全体を通じて改めて言えることは、
 真にあなたの立場に立ち、長期にわたって相談相手となってくれる
 専門家をパートナーにすることが、保険に対する不安を解消し、
 安心を得るための最良の方法であるということです。

(佐藤名ゝ美)


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  保険市場では全国に来店型の店舗展開をしております。
  損害保険商品はわかりにくいものも多いですので、
  保険証券等をご持参の上、ぜひご来店下さい。
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■╋■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
╋■┛ 04:編集後記
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 去年、初めて挑戦したベランダガーデニング。
 ナスとトマトを植え付けてみたら一月も経たないうちに病害で全滅! 
 プランターの廃土を捨てる場所がありそうで無かったことに困り
 「もう二度とやらない」とあれほど誓ったのに・・・

 ふとしたことから性懲りもなく再び始めてしまったナス&ミニトマト栽培。
 ベランダであるがゆえの半日日陰状態にもめげず、退治しても退治しても、
 どこからともなくやってくるアブラムシにもめげず、元気に育ってます。
 ナスはまだまだこれからだけど、ミニトマトは現在9個の青々とした実をつけ
 黄色い花は次から次に開花中!
 
 仕事の合間に、日に何度も眺めては癒されている今日この頃。
 真っ赤に熟れるのが本当に楽しみです。
                            (佐藤名ゝ美)
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   【保険道場】は、保険や年金、金融に関するお役立ち情報を
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   金融・保険メールマガジン【保険道場】   
   発行日 :毎月2回発行(増刊号あり)
   編集・発行:株式会社アドバンスクリエイト
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