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変動金利定期預金―6か月ごとに金利が変わり,金利変動メリットを狙う―

銀行(一般預金等)

1.商品の概要

変動金利定期預金は市場金利の動向に合わせ半年ごとに金利が変わる定期預金である。単利型と複利型があり,複利型は個人に限定されている。都銀の場合でみると,預入額1000万円以上,300万円以上,300万円未満で金利格差を設けている。ビッグなど貸付信託との競合商品である。

2.商品の仕組み

(1) 預入金額 1円以上1円単位(金融機関の自由)
(2) 預入期間 定型方式(1年,2年,3年,4年,5年)と期日指定方式(1年超5年未満)
(3) 適用金利 預入金額に応じてスーパー定期,同300,大口定期6か月ものを基準とした金利が適用される。
(4) 利息計算 ①中間支払いを希望する場合 半年ごとの単利計算。6か月ごとの利息を指定口座に入金する。
②中間利払いを希望しない場合 半年ごとの複利計算。ただし,預入期間3〜5年を選択した個人のみが利用できる。
(5) 中途解約
(6) 満期日以降の利息計算 自動継続扱い以外は普通預金利率での計算となる。

3.利息の計算

(条件)元金100万円,預入期間3年の複利タイプ,預入時の年利率0.320%が3年間続いたと仮定した場合(平成19年6月20日現在)

4.税金

非課税制度利用者以外は一律20%源泉分離課税が適用される。個人が複利タイプを利用した場合,利息は満期時(解約時)に課税される繰り延べ課税となる。法人の場合は総合課税となる。
(参考)
みずほ信託銀行:最低金利保証付き変動金利定期預金「パノラマ」
預入時に,これ以下に下がらない「最低保証利率」を設定する変動金利定期預金。10万円以上1円単位で期間は3年と5年。同行がやむを得ないと認めた場合,預入れから6か月たてば解約も可能である。指標利率は,同社スーパー定期6か月もの300万円未満の利率。個人に限定。