割引金融債―利息先取り1年債券貯蓄で税率は18%―
債券発券銀行(割引金融債は保護対象外)(新型の割引金融債は一般預金等の対象)
1.商品の概要
金融債の一種で,利付金融債と並ぶものである。割引金融債は利付金融債と違って,形式上は利子がつかないが,償還金と発行価額との差,つまり償還差益が利息相当分となる発行形態のものをいう。利付金融債に比べ短期で,おもに個人向けに発行される“利息先取り”1年もの債券貯蓄である。元金は安全,税金は割引料(利息相当分)に対して18%の源泉分離課税(確定申告不要)だけで済む商品である。2001年3月末からあおぞら銀行は預金保険制度が適用される新型の割引金融債「あおぞらスーパー」を発売した。この商品は預金保険料を負担するため従来型より利回りは低い。個人名で口座を開設し銀行に保護預りをしてもらうことが条件である。
なお,割引金融債は本券での販売を止め保護預り(無料)に限定して販売している。
2.商品の仕組み(個人向け)
| (1) |
申込単位 |
額面1万円単位またはその整数倍(券種は8種類) |
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期 間 |
1年(毎月2回発行) |
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適用金利 (通常の割引債) |
税引前年利回り0.380%(税引後年利回り0.320%)(あおぞら銀行・平成19年6月後半債) |
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割引料の支払い |
額面金額から税引後割引料を差し引いた金額を受け取る仕組みで,利息に相当する割引料を先取りする形となる。 |
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中途換金 |
いつでも中途換金することができる。中途換金の場合は債券保有期間により,額面1万円につき40円(銀行によっては債券保有期間により額面1万円当たり3円〜15円)の手数料が差し引かれる。 |
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売出価額の決まり方 |
割引金融債は,額面1万円に対して1万円未満で購入することになるが,この場合購入日によって,売出価額が違ってくる。 |
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継続
(乗り換え) |
継続の方法は,償還日(満期日)の約1か月前からすることができる。継続での乗換価額は満期日の売出価額により継続することになる。 |
3.税金
割引金融債は額面金額よりも利子相当分だけ低い価格で発行され,満期日には額面金額で償還される。この額面金額と発行価額との差,すなわち割引料(利息相当分)が雑所得として課税の対象となり,債券発行時に18%の税率で所得税の源泉徴収が行なわれる源泉分離課税扱いである。