貯蓄預金―普通預金より金利は高いが決済機能に制限―
1.商品の概要
貯蓄預金は個人向けの流動性預金で,給与の自動振り込みなど決済機能に制限を設ける代わりに,普通預金よりも金利を高く設定している。資金の一時的な受け皿としての利用価値は高い。預入金額に応じた金額階層別金利を導入した金融機関もあるが,通常10万円〜1,000万円の数種類の基準残高を設定し,利便性を高めるため,普通預金から貯蓄預金へ,貯蓄預金から普通預金へ一定金額を振り替えられるスウィングサービスも取り入れている。また普通預金と貯蓄預金を1冊の通帳に組み入れ,流動性預金の一元管理を可能とした銀行も現れた。本商品は郵便局でも通常貯蓄貯金として扱っている。なお,ATM,CDの利用時に手数料がかかる場合がある。
2.商品の仕組み
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基準残高 |
基準残高は金融機関が自由に決めるが,通常10万円〜1,000万円の間で数種類のタイプを設けているのが一般的。中には300万円未満と以上を設け,1商品(1口座)で残高に応じて異なった金利をつける金額階層別金利を導入した銀行もある。
①基準残高以上の場合 取扱金融機関が利率を自由に決める。預入残高による段階別金利を設定している銀行もある。
②基準残高未満の場合 取扱金融機関の自由だが,通常,普通預金利率×0.7程度。 |
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利率の変更 |
毎月第1月曜日に見直す。 |
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付利単位 |
毎日の利息積数により計算し,毎月第3日曜日の翌日に元加する。付利単位は1,000円以上1円単位。 |
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預入単位 |
1円 |
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払出回数 |
基準残高により金融機関が無料・有料の条件を設定。 |
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利用対象者 |
個人・個人事業者 |
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利息の支払 方法 |
年2回(2月・8月) |
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通帳・キャッシュカード |
金融機関にもよるが,通常,専用の通帳やキャッシュカードを利用する。 |
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利用上の注意 |
給与・年金・配当金の自動受取りや公共料金・税金・クレジット代金等の自動支払いの口座としては利用できない。 |
3.税金
非課税制度利用者以外は一律20%源泉分離課税が適用される。